ゼオスキン スキンブライセラムの違いや特徴は?有効成分の効果や口コミを解説

2024.10.30
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ゼオスキン スキンブライセラムの違いや特徴は?有効成分の効果や口コミを解説

 

ゼオスキン スキンブライセラムは、肌のトーンを均一にして滑らかな肌を作るための美容液です。ゼオスキンのブランドは、皮膚科医開発のドクターズコスメとして知られています。

肌悩みに合わせた専門的なアプローチを行えることがゼオスキンの大きな特徴です。

この記事では、ゼオスキン スキンブライセラムに含まれている有効成分の働きや効果について詳しく解説しています。実際に使用してみた感想も紹介しているので参考にご覧ください。

ゼオスキン スキンブライセラムには3種類ある

ゼオスキン スキンブライセラムには、次の3種類があります。

  • ゼオスキン スキンブライセラム0.25
  • ゼオスキン スキンブライセラム0.5
  • ゼオスキン スキンブライセラム1.0

違いは、配合されているレチノールの濃度です。

レチノールの濃度以外に大きな違いはありません。

ゼオスキン スキンブライセラムの有効成分

ゼオスキン スキンブライセラムのメインとなる有効成分はレチノールです。レチノールはビタミンAの一種として知られています。

化粧品に配合されるビタミンAにはいくつか種類がありますが、なかでもレチノールは濃度が高く、美容効果を発揮しやすいことが特徴です。ただし、濃度が高い分、A反応も起こりやすくなります。

A反応とは、ビタミンA製剤を使用することで新陳代謝が急激に促されることで起こる反応です。赤みや皮むけ、ヒリヒリ感などの症状が見られます。個人差はありますが、A反応は数日から数週間程度で落ち着くことがほとんどです。

ゼオスキン スキンブライセラムには、このほかにバクチオールやビタミンC、グルタチオンなどの成分も配合されています。バクチオールとグルタチオンはメラニン色素の生成を抑える成分、ビタミンCは肌を酸化から守る成分です。

ゼオスキン スキンブライセラムの選び方

ゼオスキン スキンブライセラムは、濃度の違いによって3つの種類があります。初めて使用する方は「どれを選んだらいいの?」と悩んでしまうかもしれません。

ゼオスキン ブライセラムの選び方は簡単です。効果やA反応の出やすさによって自分の肌に合うものを選びましょう。

初めて使用する方は、ゼオスキン スキンブライセラム0.25を選ぶと安心です。もっともレチノールの濃度が低く、A反応が強く出にくいようになっています。

ゼオスキン スキンブライセラム0.25を使って肌が慣れた方、より高い美肌効果を期待する方はゼオスキン スキンブライセラム0.5を選んでみてください。

さらにレチノールの量を増量したい方はゼオスキン スキンブライセラム1.0を選んでみるとよいでしょう。

レチノールに期待できる効果

ゼオスキン スキンブライセラムの主成分であるレチノールには、次のようにさまざまな美容効果があります。

シワの改善

レチノールは、シワの改善効果がある成分です。レチノールを塗布すると新しいコラーゲンの生成が促進されるため、肌がふっくらとしてシワが目立ちにくくなります。

また、レチノールにはヒアルロン酸を生み出したり水分量を増やしたりする働きもあるため、やわらかくハリがある肌に整えることも可能です。

たるみの改善

たるみは、加齢によってコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが減少することによって起こります。そのほか、表情筋の衰えや紫外線の影響なども原因です。

レチノールにはヒアルロン酸やコラーゲンの量を増やす働きがあるため、たるみの改善にも効果があります。

皮脂の分泌を抑制

レチノールには過剰な皮脂分泌を抑制する働きがあります。皮脂を丁度よい具合に調整してくれるので、ニキビの予防にも効果的です。

また、過剰な皮脂分泌が原因で起こる毛穴の開きも予防できます。

シミの改善

レチノールには角質層の細胞分裂を活性化させる働きがあります。これにより、シミを改善することができるのです。

シミは肌にメラニン色素が蓄積することでできます。メラニン色素が蓄積するのは、ターンオーバーが乱れていたり細胞分裂の働きが弱まっていたりすることが原因です。

レチノールは細胞分裂を促進させ、さらにターンオーバーを促すことでシミを改善します。

レチノールとトレチノインの違い

ビタミンAには、レチノールのほかにトレチノインと呼ばれるものもあります。どちらもビタミンAの一種ですが、同じものではないので注意しましょう。

トレチノインのほうが活性が高い

違いは、活性の高さです。レチノールの活性を1とすると、トレチノインの活性は50~100ほどあるといわれています。

トレチノインは活性が非常に高いため、化粧品には配合できません。医薬品扱いとなるため、使用したい場合は医療機関から処方してもらう必要があります。

トレチノインのほうがA反応が起こりやすい

トレチノインのほうが活性が高いため、A反応も起こりやすくなります。レチノインであれば濃度を調整することでA反応を予防することもできますが、トレチノインは活性が高いがゆえにA反応はほぼ必ず起こると考えてよいでしょう。

ただし、美容効果はレチノールよりもトレチノインのほうが上です。マイルドに美容効果を求めるのか、それともガッツリA反応を起こして肌を改善するのか、その人の希望に合わせてレチノールかトレチノインかを決めるとよいでしょう。

クレストスキンクリニックでは、医薬品であるトレチノインも取り扱っています。1日1~2回、洗顔後に化粧水で肌を整えてから適量を使用してください。使用量は、肌に薄く伸ばせる程度の量で大丈夫です。

ゼオスキン スキンブライセラムの使い方

ゼオスキン スキンブライセラムは、正しく使うことが大切です。使う頻度や順番を間違うと効果が十分に出なかったりA反応が強く出てしまったりすることがあるため、まずは使い方を確認しておきましょう。

ゼオスキン スキンブライセラムを使う順番

ゼオスキン スキンブライセラムは次の順番で使用します。

  1. クレンジング
  2. 洗顔
  3. 化粧水
  4. ゼオスキン スキンブライセラム

肌を清潔にし、化粧水で整えた後にスキンケアの最後に使用してください。美容クリームを使う場合は、その後に使用します。

ゼオスキン スキンブライセラムを使う頻度

週に2~3回、夜のスキンケアの後に使用してください。1回に使う量は、1~2プッシュが目安です。目の周りや口角、首は避けて使いましょう。

ゼオスキン スキンブライセラムを使ってみた感想

今回は、レチノールが0.5%配合されているゼオスキン スキンブライセラム0.5を1本使用してみました。4~5か月使用してみて、どのような変化があったのかを紹介します。

皮脂の分泌量が減り毛穴が目立ちにくくなった

最初に実感できたのが、皮脂の分泌量の変化です。どちらかというと皮脂の分泌量が多いほうなのですが、ゼオスキン スキンブライセラムを使用し始めてからテカリでベタベタになることがなくなりました。

セラピューティックをしたときよりもAの反応がマイルド

以前、ゼオスキンのミラミックスを使ってセラピューティックを試してみたことがありました。このときはA反応がしっかり出ましたが、ゼオスキン スキンブライセラムは少し皮むけする程度の反応で済んでいます。

個人差があるところではありますが、セラピューティックをしたときよりもA反応が少ないのは嬉しいポイントでした。

シミが気になりづらくなった

ここ数年で一気に増えたシミがずっと気になっていましたが、ゼオスキン スキンブライセラムを1本使い終わる頃には少しシミが薄くなっていました。もう少し使い続けたらもっと効果があるのではと思います。

まとめ

ゼオスキン スキンブライセラムは、主成分としてレチノールが配合された美容液です。週に2~3回、夜に使用するだけで肌のトーンが整い、シミやシワを改善する効果が期待できます。

ゼオスキン スキンブライセラムには3種類ありますが、違いはレチノールの濃度です。初めて使用する方はA反応が出やすいのでゼオスキン スキンブライセラム0.25から始めるとよいでしょう。徐々にレチノールの濃度を高くしていくと、大きなトラブルが起こることなく日々のケアができます。

どの濃度のものを選んだらよいのか迷っている方は、医師にご相談ください。