肌質改善
セラピューティックプログラムとは、ドクターズコスメのゼオス
キンヘルスで用いられている約3~4ヶ月かけて集中的に行う肌質
の改善プログラムです。
処方薬(医薬品)であるトレチノインとハイドロキノンを混ぜて
使用することでビタミンAを角質層深くまで届け、肌の奥まである
深いシミやシワ、毛穴やたるみなどの様々な肌トラブルにおすすめです。
強い皮むけや赤みを伴う治療のため、必ず医師の指導の元に行う
必要があります。
セラピューティックアイテム
トレチノイン
医師の診療のもとで外用トレチノインを用いた治療を行う場合があります。
本剤は日本国内で外用製剤として未承認です。当院医師が海外の製造販売業者から輸入し、医師の管理下で使用・交付します。
トレチノインは未承認薬を用いる自由診療であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
主な副作用は紅斑、乾燥、落屑、刺激感、色調変化、光線過敏などで、妊娠中・妊娠予定・授乳中は使用できません。
症状に応じて使用頻度の調整や一時中止を行います。
ハイドロキノン
ゼオスキンヘルス ミラミックス2%
セラピューティック治療プログラムで使用される「ミラミックス」から、よりマイルドな2%濃度のハイドロキノンを配合した新処方が登場。
HQクリア ガウディスキン
日本人に合わせた肌への優しさと高効果。医療機関専売の高濃度ハイドロキノン。
ゼオスキンヘルス ミラミックス
ハイドロキノン配合で、医師処方薬トレチノインと併用することで、明るくムラのない整った肌へ。
プラスリストア ナノHQクリームEX
レーザーや光治療のプレ・アフターケアのために開発されたハイドロキノン4%配合クリーム。
※必ずお読みください※
トレチノインの商品は医師の診察が必要です。
診察は来院しての対面診療をお勧めしておりますが、以前ご使用歴がある方は来院が難しい場合はオンライン診療も可能ですが、画像の解像度によっては鮮明な画像の送信や直接の来院をお願いする場合もございます。
トレチノインとレチノール
トレチノインとレチノールの違いは、単なる濃度の差だけではありません。
トレチノインは直接の活性型レチノイン酸であり、肌への浸透力や作用の強さがレチノールよりもはるかに高いのが特徴です。
そのため、より速く・強い効果が期待できる反面、赤みや皮むけなどの副反応が出やすい傾向があります。
一方でレチノールは、トレチノインに比べて活性型レチノイン酸になるまでいくつかの段階を経るためマイルドで刺激が少なく、ゆるやかに作用するため、敏感肌の方やレチノイド治療が初めての方にも使いやすい成分です。
どちらもビタミンAですが、分類や肌への効果に違いがあるのでチェックしてみてください。
| 成分の型 | 活性型レチノイン酸 | レチノイン酸前駆体 |
|---|---|---|
| 作用の速さ・強さ | 速い・強い(数週〜数か月のみ使用) | ゆっくり・穏やか(数か月以上使用も可) |
| 刺激性(ダウンタイム) | 出やすい(赤み・皮むけ) | 出にくい(軽い赤み・皮むけ〜無症状) |
| 主な用途 | 現状、しみ・光老化などが気になる方 | しわ・くすみ・肌理のメンテナンス |
| 併用 | しみに対してはハイドロキノンなどを併用することが多い | 単剤または保湿と併用することが多い |
おすすめセラピューティックセット(ガウディスキン)
高濃度レチノール
レチノールには角質層をうるおし、ヒアルロン酸・コラーゲンの
産生や新陳代謝をうながす効果が期待でき、ハリ感となめらかさ
を与えます。
そのため、シワ・ハリ不足・くすみ・毛穴の開きなどのケアにお
すすめです。
レチノールの配合濃度は、化粧品では0.05%~2%程度が主流。明
確な定義はありませんが、0.1%以上のものであれば一般的に高濃
度といえます。
1%を越えるアイテムはレチノールを使い慣れている上級者向け。
最初はあまり濃度の高いものは避けましょう。
*高濃度レチノールを使用する際は対面での医師の診察をおすすめ
しております
高濃度レチノールアイテム
デュアルレチノプラス ガウディスキン
日本人の肌質に合わせたA反応の出にくい医療機関専売の 高濃度レチノール
ゼオスキンヘルス スキンブライセラム0.25
色ムラ*のない、明るく透明感のある、なめらかな肌へ導 くレチノールベースの美容液。*キメの乱れによる
ナビジョンDR TAレチノアドバンス
レチノファーストからステップアップ。 さらなる美肌を 求めるかたのための高機能エイジングケア
ゼオスキンヘルス AR ナイトリペア
レチノールを1%配合で、肌のキメを整へ、色ムラのない ハリのある若々しい印象の肌へ整えます。
ゼオスキンヘルス RCクリーム
レチノール、パルミチン酸レチノール、セラミドにより バリア機能をサポートし、潤いを高め、なめらかな肌へ 導く美容クリーム。
※必ずお読みください※
こちらの商品は医師の診察が必要です。
診察は来院しての対面診療をお勧めしておりますが、来院が難しい場合はオンライン診療も可能です。
シミ・くすみ
ドクターズコスメの中には、化粧品ではなく医薬品に分類される
アイテムもあり、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
効果が期待できます。
また、ドクターズコスメはシミや赤み、肝斑などの悩みに合わせ
た、高濃度の有効成分が魅力です。
シミが気になる方にはドクターズコスメのスキンケアブランド、『ゼオスキン(ZO SKIN)』や『レカルカ(Lekarka)』など対策ができる製品がおすすめ。
今回はシミ対策ができるドクターズコスメをご紹介します。
おすすめアイテム
レカルカ FVC5バブルパック
新型VC誘導体配合トーンアップバブルパック化粧水
プラスリストア ナノHQクリーム
レーザーや光治療のプレ・アフターケアのために開発さ れたハイドロキノン1.9%配合クリーム
ゼオスキンヘルス シーセラム
透明感ケアをしたい方におすすめの美容液です。レモン
約250個分とも言われる水溶性ビタミンC(10%)が配合
されています。
肌荒れを防ぐ酢酸トコフェロールや保湿成分のスクワラ
ンも配合されています。
HQクリア ガウディスキン
日本人に合わせた肌への優しさと高効果 医療機関専売の 高濃度ハイドロキノン
※必ずお読みください※
こちらの商品は医師の診察が必要です。
診察は来院しての対面診療をお勧めしておりますが、来院が難しい場合はオンライン診療も可能です。
ご購入までの流れ
来院orオンラインで診療
WEBで簡単予約!オンラインでの診療も可能です。
※対面での診療をお勧めしております。
オンラインで商品を購入
ガウディスキンの商品をオンラインで購入します。
※公式LINEよりパスワードをお送ります。
ご自宅で商品を受け取り
診療が終わりましたら商品が発送されます。
まずはお気軽にご相談ください
当院のカウンセリングではあなたの肌質やお悩み、ご希望からどの商品が適しているか最新の文献を参考にしておすすめします。
なお参考としている文献は2023年から2025年までの査読有りの国際誌の中からエビデンスレベルの高い23本の論文(下部に掲載)を当院の医師が厳選しております。
現在、初回登録500円分のポイント・全商品4%還元のキャンペーン中ですので、ぜひこの機会にカウンセリングをご予約ください。
※本製品は医薬品ではないため、疾患自体の診断・治療を目的とするものではありません。
参考文献を見る
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よくあるご質問 (Q&A)
Q1.セラピューティックプログラムの推奨期間はどのくらいですか?
A.一般的には約3〜5ヶ月が目安です。
この期間で表皮〜真皮レベルのリモデリング(肌再生)が進み、
シミ・くすみ・毛穴・小ジワなどの改善が見られます。
ただし、反応の出方や肌質によって最適期間は異なるため、
当院では途中経過を確認しながら個別に調整しています。
Q2. セラピューティック終了後はどのようなケアを行うべきですか?
A. 治療後の肌はターンオーバーが促進された「再生期」にあります。
そのため、バリア機能を整える保湿と抗酸化ケアが重要です。
レチノール濃度を下げた維持用プログラムや、日焼け止めの継続使用により、
得られた効果を安定・持続させることができます。
Q3. レチノールとトレチノインの違いは何ですか?
A. どちらもビタミンA誘導体ですが、作用強度と即効性が異なります。
レチノールは皮膚内で徐々に活性化するため刺激が少なく穏やかに働き、
トレチノインはすでに活性型であるため細胞増殖促進作用が強力です。
そのため、医師管理下での使用が必須です。
目的や肌状態に応じて使い分けるのが理想的です。
Q4. ハイドロキノンはどのようにメラニンを抑制しますか?
A. ハイドロキノンはメラニン生成の鍵酵素であるチロシナーゼの活性を阻害し、
同時にメラノサイト内でのメラニン合成を抑制します。
また、既に沈着したメラニンの還元作用も持つため、
美白成分の中でも即効性と効果持続性に優れています。
ただし、長期連続使用で炎症性色素沈着のリスクがあるため、休薬期間の設定が必要です。
Q5. レチノイド反応(赤み・皮むけ)はなぜ起こるのですか?
A. レチノールやトレチノインが表皮のターンオーバーを促進する過程で、
角質が一時的に薄くなり、乾燥や炎症を伴うことがあります。
これは皮膚が「再生しているサイン」でもありますが、
強い反応が出た場合は使用頻度を調整し、鎮静保湿(ナイアシンアミド・パンテノール等)を併用します。
Q6. 美白治療中は日焼け止めだけで十分ですか?
A. 美白成分(ハイドロキノン、トレチノインなど)使用中は、紫外線だけでなく可視光・ブルーライトもシミ再発の原因になります。
SPF・PA値だけでなく、光老化防止成分(酸化亜鉛、酸化チタン、フェルラ酸など)が含まれる製品を選ぶと効果的です。
また、屋内でも日焼け止めの再塗布が推奨されます。
Q7. セラピューティック中に美容施術(レーザーやピーリング)は受けられますか?
A. 原則として同時併用は推奨されません。
セラピューティック期間中は角質バリアが低下しており、
レーザー照射などによって過度な炎症や色素沈着を引き起こす可能性があります。
治療終了後、肌の回復を確認してから併用治療を再開します。
Q8. 肌質によってプログラム内容は変わりますか?
A. はい。
脂性肌・乾燥肌・敏感肌など、皮脂分泌量・バリア機能・色素活性度によって適切な成分と濃度は異なります。
当院では初回カウンセリングで角質水分量や皮脂量を測定し、
肌タイプ別に最適化したプログラムを設計しています。
Q9. 美白剤を使用しても効果が出にくいのはなぜですか?
A. メラニン産生だけでなく、慢性的な炎症や糖化、血行不良などもくすみの原因になります。
そのため、ハイドロキノン単剤よりも、トラネキサム酸・ビタミンC誘導体・レチノールなどと組み合わせることで、
より包括的に肌の明度を高めることができます。
Q10. 効果を最大化するために意識すべき生活習慣はありますか?
A. はい。
睡眠不足や糖質過多は皮脂酸化や糖化反応を促進し、
美白や抗老化治療の効果を低下させます。
また、腸内環境の乱れは炎症性サイトカインを介して肌トラブルを悪化させるため、
食事・睡眠・紫外線対策の3点が治療効果の維持に直結します。
Q11. ハイドロキノンは使い続けて大丈夫ですか?
A.ハイドロキノンはメラニンの生成を抑える強力な美白成分ですが、長期間連続での使用はおすすめしていません。
一般的には2〜3か月の使用を目安にし、一度休薬期間を設けることが推奨されます。
長期使用によっては、
• 肌のバリア機能低下
• 赤みや刺激、乾燥
• まれに「白斑(白抜け)」と呼ばれる色素脱失
などが起こる可能性があります。
そのため、
• 医師の指導のもとで期間や濃度を調整すること
• 使用中は朝晩の保湿と日焼け対策(SPF50以上)を徹底すること
が重要です。
セラピューティック治療中など、一定期間だけ集中して使う場合と、メンテナンス目的で低濃度を短期的に使う場合で使い方が異なります。
Q12 ハイドロキノンやトレチノインの購入の際に診察が必要なの?
A.医師の診察が必要です。
ハイドロキノンやトレチノインは医療用外用薬であり、皮膚の状態や既往歴、他の薬剤との併用状況によって使用可否や濃度の調整が必要です。安全かつ効果的に使用するため、必ず医師の診察を受けて処方を受けることが推奨されます。
診察は原則として来院での対面診療をお勧めしておりますが、来院が難しい場合はオンライン診療も可能です。
オンライン診療では、カメラの解像度等により正確な診断が難しい場合がありますので、必要に応じて別途写真の送付や、直接来院いただくことがございます。あらかじめご了承ください。



