「シミ取りレーザー治療後の肌ケアはどうすればいいのだろう?」「いつからスキンケアを再開していいのか分からない」このようなお悩みはありませんか?
シミ取りレーザーの治療は、その後に行うスキンケアによって効果が左右されます。誤ったケアを行うと色素沈着ができたりシミが取り切れなかったりすることがあるので注意しましょう。
今回は、シミ取りレーザー治療後に行う肌ケアの方法や、おすすめのスキンケアアイテムを紹介します。
シミのレーザー治療後の肌ケア方法

シミ取りレーザー治療後の肌ケアは、治療効果を最大限に引き出し、さらにトラブルを防ぐために非常に重要です。時期に応じた適切なケアを行うことで、効果的にシミの改善ができます。
ここでは、レーザー治療後「1~2週間」「3~4カ月後」「治療直後~6カ月」に分けて肌ケア方法を見ていきましょう。
シミのレーザー治療後1~2週間
シミ取りレーザーをしてから1~2週間は、肌がとても敏感になっているため適切なケアを行うことが大切です。この時期は、皮膚がやけどした状態と同じになっています。
テープでの保護を行っている場合は、剥がれないよう洗顔やクレンジングは優しく行ってください。テープで保護を行っていない場合は、ワセリンなどで患部を保護しましょう。
治療から1週間ほどするとかさぶたができますが、無理やり剥がすと跡が残ることがあるので自然に剥がれるのを待つことが重要です。テープによる保護は1週間ほどで剥がせますが、剥がした跡もこすったり引っ掻いたりしないようにしましょう。
シミのレーザー治療後3~4カ月
シミ取りレーザー治療をしてから3~4カ月頃は、かさぶたが完全に取れてピンクの新しい皮膚ができます。この時期は、肌がまだ再生しきれていないため、刺激を与えるのは禁物です。
そのため、シミの跡を気にして頻繁に触ったり、紫外線に当たったりということがないように気をつけてください。刺激を与えると、炎症が起こり色素沈着することがあります。
紫外線も色素沈着の原因となるため、日焼け止めや帽子などを使って日焼けしないように徹底しましょう。シミの再発や色素沈着が気になる場合は、ハイドロキノンを使ったケアを行うのもおすすめです。
シミのレーザー治療後直後~6カ月
シミ取りレーザー治療後、順調にかさぶたが取れて皮膚が再生している状態であっても、治療後6カ月くらいまでは患部が敏感な状態です。こすったり紫外線に長時間あたったりしないように気をつけてください。
シミのレーザー治療後に注意したいこと

シミ取りレーザー治療後に注意したいポイントは、以下の4つです。
- 患部を保護する
- かさぶたは無理やり剥がさない
- 紫外線対策をしっかり行う
- 肌に刺激を与えない
それぞれ詳しく説明します。
患部を保護する
患者さんのご希望によってはテープを貼らないこともありますが、シミ取りレーザー治療後は約1週間、患部をテープで保護することが基本です。テープを貼ることで外部からの細菌感染を防ぎ、同時に刺激から守ることができます。
テープの端が剥がれて浮いてくることがありますが、無理に剥がさずできるだけそのままにしておいてください。剥がれたとき用にクリニックから予備のテープを渡されることが多いので、取れてしまった場合は新しく貼りなおしましょう。
かさぶたは無理やり剥がさない
シミ取りのレーザーを行うと、通常は数字程度でかさぶたが形成されます。このかさぶたは、絶対に無理やり剥がさないでください。
かさぶたは肌が回復する過程で作られるもので、肌を保護する働きがあります。無理に剥がすと色素沈着や跡残りの原因となるので注意してください。
紫外線対策をしっかり行う
シミ取りレーザー治療後の肌は、刺激に対して非常に敏感な状態になっています。そのため、徹底した紫外線ケアが必要です。
紫外線を浴びると色素沈着のリスクが高まり、せっかくの治療効果が台無しになる可能性があります。施術を受けてから半年程度は普段より厳重に紫外線対策を行いましょう。
肌に刺激を与えない
シミ取りレーザーの治療後は、肌がとても敏感な状態です。クレンジングや洗顔をするときは、肌をこすらないように注意してください。
スクラブ入りの洗顔料やピーリング剤などの使用は皮膚が完全に再生するまでは避けるべきです。
メイクに関しては医師の指示に従うことが基本ですが、肌が治療後2~3週間は避けた方が望ましいといわれています。
シミのレーザー治療を行うリスク

シミのレーザー治療にはいくつかのリスクも伴います。治療後に後悔しないよう、以下の3つのリスクについて詳しく解説します。
- シミが濃くなることがある
- シミが再発する可能性がある
- 一時的に肌の脱色が見られることがある
シミが濃くなることがある
レーザー治療後に炎症性色素沈着が起こり、一時的にシミが濃くなることがあります。これは、治療によって生じた炎症に反応してメラニン色素が過剰に生成されるために起こる現象です。
レーザー治療後に適切な紫外線対策を怠ったり、肌をこすって刺激を与えてしまったりした場合に起こることが分かっています。この色素沈着は一時的なものであり、通常は3~6カ月程度で改善します。
シミが再発する可能性がある
レーザー治療でシミを除去しても、新たなシミが発生する可能性があるので注意しましょう。炎症後色素沈着が起こって一時的にシミが濃くなっているケースもありますが、紫外線によってシミが再発する場合もあります。
再発を防ぐためには、治療後に紫外線対策をしっかりと行い、刺激を与えないようにすることが大切です。
一時的に肌の脱色が見られることがある
レーザー治療後に一時的な皮膚の脱色が起こることがあります。これは、レーザー治療によってメラニン色素が破壊された結果、周囲の皮膚と比べて色が薄く見えるためです。
かさぶたが取れて皮膚が再生するまでは、ピンク色をした肌が露出している状態になります。そのため、脱色したように感じるかもしれません。しかし、数日で気にならなくなることがほとんどです。
色素沈着やシミの再発を予防する方法

シミ取りのレーザー治療を受けた跡は、色素沈着やシミの再発を予防するために積極的なケアを行うことが重要です。ここでは、治療効果を最大にしながら色素沈着や再発を防ぐための方法を解説します。
ハイドロキノンで美白ケアを行う
ハイドロキノンは、レーザー治療後の色素沈着を予防するために最も効果的といわれている成分の一つです。メラニン色素の生成に関わっているチロシナーゼという酵素を阻害し、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制します。
特にセラピューティックといって、ハイドロキノンとレチノール製剤や処方薬のトレチノインを併用する方法は、色素沈着やシミの再発予防に効果的です。
トラネキサム酸を服用する
トラネキサム酸は、メラニン色素を生成する工場であるメラノサイトの働きを抑制する成分です。
シミ取りレーザー治療後に早く色を薄くしたい場合、また色素沈着を予防したい場合は、トラネキサム酸の内服を行うとよいでしょう。
レチノールまたはセラピューティックはいつからできる?

セラピューティックとは、ゼオスキンのハイドロキノン配合アイテムとビタミンAの誘導体であるトレチノインを併用して、根本から肌を生まれ変わらせシミや肝斑、くすみを改善する治療法のことです。レチノールを使用する場合も同様です。
最近では、ゼオスキン以外のハイドロキノンを使う場合にもセラピューティックという言葉が使われています。
シミ取りとセラピューティックは併用できる
セラピューティックは、シミ取りレーザーの治療を受けた当日から行えます。トレチノインは、レーザー治療を行いながら使うことで治療後の色素沈着やシミの再発リスクを抑えることが可能です。
ここにハイドロキノンも加えてセラピューティックを行えば、シミ取りレーザーの効果を最大限に出しながらレーザー治療のデメリットを最小限に抑えられます。
シミ取り後のセラピューティックの期間は7週間を目安に
シミ取りレーザー後のセラピューティックは、7週間を目安に続けましょう。セラピューティックを始める初日にレーザー治療を受け、そこから7週間継続します。開始から3週目には、シミがほとんど目立たなくなっているでしょう。
そこからさらにセラピューティックを続けることで透明感にあふれた肌を手に入れられます。
シミのレーザー治療後の肌ケアにおすすめのアイテム

シミ取りのレーザー治療後は、適切な肌ケアを行うことがとても重要です。ここでは、色素沈着やシミの再発を防ぐのに効果的なおすすめのアイテムを3つ紹介します。
ガウディスキン HQクリア
ガウディスキン HQクリアは、ハイドロキノンが4%配合された美容クリームです。日本人の肌に合わせた処方となっているため、肌への負担が最小限となっています。
ハイドロキノンは肌の漂白剤ともいわれている成分で、強力な美白効果を発揮します。ガウディスキン HQクリアは、セラピューティックに使うことも可能です。ゼオスキン ミラミン
ゼオスキン ミラミン
ゼオスキン ミラミンも、ハイドロキノンが4%配合されたアイテムです。ハイドロキノンの他に、酸化防止剤のビタミンC、肌荒れを防ぐ酢酸トコフェロールも配合されています。単体でも使用できるので、セラピューティックによる皮むけが気になる方でも使いやすいでしょう。
トレチノインと併用してセラピューティックを行いたい場合は、ゼオスキン ミラミックスの使用がおすすめです。ゼオスキン ミラミックスは、トレチノインと混ぜて使うことを前提に開発されたもので、より肌の深いところへ浸透しやすいという特徴があります。
エムディア VC-IPホワイトセラム
ハイドロキノンの使用に抵抗がある方、以前使って肌に合わなかった方には、エムディア VC-IPホワイトセラムをおすすめします。肌への浸透性や安定性に優れた油溶性のビタミンC誘導体を主成分として配合した美白ケア用の美容液です。
抗炎症作用があるグリチルリチン酸ジカリウムも配合されているため、レーザー治療後で荒れやすい肌にも使用できます。
シミ取りレーザー治療後の肌ケアに関するよくある質問

最後に、シミ取りレーザー治療後の肌ケアに関するよくある質問にお答えします。
シミ取りレーザー治療後にハイドロキノンはいつから使っていい?
肌の状態にもよりますが、シミ取りレーザー治療を行った当日からハイドロキノンを使用できます。トレチノインと併用するセラピューティックを行うと、シミ取りレーザー治療をより効率よく効果的に進めることが可能です。
シミ取りレーザー治療後にパックしていいですか?
シミ取りレーザー治療後にパックをしても問題ありません。ただし、刺激の少ないものを使いましょう。また、レーザー治療をした患部を強くこすらないように気をつけてください。
シミ取りレーザー治療後の色素沈着は治りますか?
シミ取りレーザー治療後の色素沈着は、3~6カ月程度で自然に消えて目立たなくなることがほとんどです。色素沈着が気になる場合は、ハイドロキノンを使用した肌ケアを行いましょう。
まとめ

シミ取りレーザー治療後は、肌がとても敏感な状態です。紫外線に当たったり刺激を与えたりすると色素沈着が起こってしまうことがあるため、適切な肌ケアを行う必要があります。
色素沈着やシミの再発を防ぐためにも、レーザー治療後からハイドロキノンを使ったケアをするのがおすすめです。さらにトレチノインを併用したセラピューティックを行うことで、シミ取りレーザー治療を効率よく進められるようになります。
クレストスキンクリニックでは、ハイドロキノン配合のガウディスキン HQクリア、ゼオスキン ミラミン、セラピューティックに使うトレチノインを取り扱っています。オンライン診療での処方もできますので、気になる方はお気軽にご相談ください。